こんにちは!エースワンフィットネスのユウタです!
今回は女性向けの筋トレメニューとなっています!結構長いですが是非読んでください!
【女性の大胸筋バストアップ筋トレ】寄せて上げる自宅&ジムメニュープログラム
バストアップ筋トレで大切なことは、バストを「寄せる」種目と「上げる」種目を理解した上で、適切な重量回数設定で行っていくことです。
これらのメソッドを間違えて自己流でトレーニングを行うと、「離れて下がる」ことになったり、予定外に胸まわりが引き締まってしまうことにもなりかねません。
自宅でのバストアップ大胸筋筋トレを前提として、自重トレーニング・チューブとレーニング・ダンベル筋トレから種目を厳選してやり方を解説するとともに、具体的な一日のメニュープログラムを例示します。
あわせて、基本的なジムトレーニングメニューのやり方もご紹介します。
筋肉を構成する筋繊維には、主に三種類があり、その名称とトレーニングでの負荷回数設定は以下の通りです。
①遅筋:筋繊維タイプⅠ:SO筋|20回以上の反復
②速筋:筋繊維タイプⅡb:FG筋|10回前後の反復
③速筋:筋繊維タイプⅡa:FO筋|15回前後の反復
①の遅筋は、持久的な動作に使われる筋繊維で、具体的には1分以上の継続操作に使われます。遅い動き(Slow)を酸素(Oxgen)をエネルギー源として行うためSO筋とも呼ばれます。鍛えても筋肥大せず、引き締まっていく特性がありますので、バストアップ筋トレのターゲットではありません。
②の速筋タイプⅡbは、瞬発的な動作に使われる筋繊維で、具体的には10秒前後の動作に使われます。速い動き(Fast)をグリコーゲン(Glycogen)をエネルギー源として行うためFG筋とも呼ばれています。鍛えると非常に強く筋肥大し、ボディービルダーなどがターゲットにする筋繊維です。これも、ムキムキになりたくない女性にとってはターゲットではありません。
③の速筋タイプⅡaは、やや瞬発的で持久的でもある動作に使われる筋繊維で、具体的には30~60秒程度の動作に使われます。速い動き(Fast)を(Oxgen)をエネルギー源として行うためFO筋とも呼ばれています。鍛えると程よく筋肥大し、男性の細マッチョトレーニングなどで鍛える筋繊維でもあり、女性のバストアップ筋トレでターゲットにするべき筋繊維です。
具体的には、バストアップ筋トレでは、15回前後で反復限界がくる負荷設定でトレーニングを行っていきます。
自重トレーニングであればバリエーションや動作速度で負荷を調整し、チューブやダンベルでは強度・重量を調整して適切な負荷に設定します。
バストアップ筋トレで鍛える胸筋部位
大胸筋内側と上部および小胸筋をターゲットにする
バストアップ筋トレの対象となるのは胸の筋肉で、大胸筋と小胸筋があります。また、大胸筋は上部・下部・内側に分けられ、それぞれの作用は以下の通りです。
小胸筋
大胸筋外側深層にあるインナーマッスルで、大胸筋の補助として働くとともに、大胸筋全体を上方に保持する作用があります。バストアップ筋トレの対象部位です。
大胸筋上部
腕を斜め上方に押し出す作用があり、鍛えることでバストを上方にリフトする作用もあります。バストアップ筋トレの対象部位です。
大胸筋下部
腕を斜め下方に押し出す作用があり、鍛えすぎるとバストが下方外側に引っ張られますので、バストアップ筋トレでは刺激を避けるべき部位です。
大胸筋内側
腕を前方で閉じる作用があり、鍛えるとバスとを体幹中央方向に寄せる作用もあります。バストアップ筋トレの対象部位です。
バストアップ筋トレの適正な頻度
中2~3日あけて週に2回のトレーニング
筋肉を筋トレで鍛えると筋肉痛になります。この筋肉痛が回復するときに、筋繊維はより発達して回復しますが、これを超回復と言います。
超回復が終わる前に、再び筋繊維を筋トレで刺激すると、筋肉は発達せず縮小してしまいますので、筋トレ→超回復→筋トレ→超回復というサイクルを、適正な頻度で繰り返す必要があります。
大胸筋の超回復期間はおおよそ48~72時間ですので、中2~3日をあけて、週に2回の頻度でトレーニングを行っていくのが最適なバストアップ筋トレの頻度です。
まずは、トレーニングのアップ運動として合掌ポーズを行います。胸の前で両手を合わせ、少しずつ力を加えながら大胸筋を刺激していきます。
このようなトレーニング方法をアイソメトリック筋トレ(静的トレーニング)といい、本格的な筋トレ前に行うことで、対象となる筋肉を効率的に刺激できる環境にします。
1セット30秒を目安に2~3セット行ってください。
プレス系種目で大胸筋上部を追い込む
アップが終わったら、まずは複合関節運動で大胸筋上部を追い込んでいきます。
大胸筋上部に強い負荷をかけられる自重トレーニングが、この動画のような足上げ腕立て伏せです。ついお腹を突き出してしまいがちですが、そうなるとせっかくの「腕を斜め上方に押し出す」軌道が失われますので注意してください。
やや腰を曲げて行うくらいのイメージで動作するとよいでしょう。
◆デクラインプッシュアップのやり方と動作ポイント
①うつ伏せになり、片幅よりやや広く手幅をとって手を床につき、背すじを伸ばし、肩甲骨を寄せ、足を台の上に乗せて構える
②手の真上に肘がくる位置を保ち、肩甲骨を寄せたまま、お腹を突き出さないように気をつけて身体を下ろす
③身体を下ろしたら、肩甲骨を寄せたまま息を吐きながら身体を押し上げる
④肘を伸ばし、顎をやや引いて大胸筋と上腕三頭筋を完全収縮させる
◆ワンポイントアドバイス
お腹を突き出すとせっかくの大胸筋上部に負荷がかかる軌道が、通常の腕立て伏せ同様になってしまうので、どちらかと言えば少し腰を曲げ気味にするフォームが効果的です。
実際のところ、かなり強度の高い足上げ腕立て伏せをできる女性は多くありません。できない方は、この動画のような膝つき腕立て伏せで代用しましょう。
なお、そのまま普通に膝つき腕立て伏せを行うと、バストアップには不適切な、大胸筋下部に負荷のかかる軌道になりますので、図のように上半身を後ろに押す=腕を斜め上方に押し出す軌道で動作をし、大胸筋上部に負荷をかけて行ってください。
◆膝つき腕立て伏せのやり方と動作ポイント
①うつ伏せになり、片幅よりやや広く手幅をとって手を台につき、背すじを伸ばし、肩甲骨を寄せ、膝を床について構える
②肩甲骨を寄せたまま、お腹を突き出したり、逆に腰を曲げたりしないように気をつけて身体を下ろす
③身体を下ろしたら、肩甲骨を寄せたまま息を吐きながら身体を押し上げる
④肘を伸ばし、顎をやや引いて大胸筋と上腕三頭筋を完全収縮させる
◆ワンポイントアドバイス
はじめは無理に深く身体を下ろさず、筋力がついてきたら徐々に床まで身体を下ろすようにしてください。
つづいて、ダンベルやトレーニングチューブを使ったプレス系種目でさらに大胸筋上部を追い込んでいきます。
ダンベルの場合はインクラインベンチが必要になってきますが、トレーニングチューブの場合はベンチ類がなくても、自分で「腕を斜め上方に押し出す」軌道を作って動作すれば問題ありません。
また、バランスボールをお持ちの方は、インクラインベンチのかわりに使ってダンベルプレスを行うことも可能です。
プレス系種目の動作ポイントは、ただ腕を押し出すだけでなく、腕を押し切ったポジションでさらに手と手を合わせるように力を入れることです。これにより、大胸筋上部内側が完全収縮して効果が倍増します。
◆インクラインダンベルプレスのやり方と動作ポイント
①インクラインベンチに仰向けになり、肩甲骨を寄せ、ダンベルを胸の上でグリップして構える
②肩甲骨を寄せたまま、ダンベルを押し上げる
③ダンベルを押し上げたら、肘をしっかりと伸ばし、顎をやや引いて大胸筋と上腕三頭筋を完全収縮させる
④ダンベルのウエイトに耐えながら、筋肉に負荷をかけながら元に戻る
◆ワンポイントアドバイス
腰を浮かせると、せっかくの大胸筋上に負荷のかかる軌道が損なわれますので、しっかりとインクラインベンチに背中と腰をつけて動作を行ってください。
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